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新型コロナが一日も早く収束しますように。
災害被災、闘病中の方々にお見舞い申し上げます。

今回より、新約聖書の4福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の次にある
「使徒言行録」についての感想を書いていきます。キリストが復活し、
昇天後、初代教会の創立、使徒たちの福音宣教の様子や活躍が描いて
あります。拙いコメントですが、素人なりに書いていきます。


冤罪
「(過激派は)民衆、長老たち、律法学者たちを扇動して、
ステファノを襲って捕らえ、最高法院に引いて行った。

そして、偽証人を立てて、次のように訴えさせた。
『この男は、この聖なる場所と律法をけなして、

一向にやめようとしません。わたしたちは、
彼がこう言っているのを聞いています。

「あのナザレの人イエスは、この場所を破壊し、
モーセが我々に伝えた慣習を変えるだろう。」』

最高法院の席に着いていた者は皆、
ステファノに注目したが、その顔は
さながら天使の顔のように見えた。」
 (使徒 6章 12-15)

ここには、人がいかに愚劣な存在であるかが、
描かれている。ステファノが明らかに律法に
違反した発言をしたなら、訴えられても仕方がないが、

むしろ、彼の素晴らしい行為に嫉妬した者が
違反者のようにでっち上げて、
冤罪を押し付ける行為は見苦しい。

今の世でも屡々見受けられる。これに反して
ステファノの顔は天使のように輝いていたという。