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新型コロナが一日も早く収束しますように。
災害被災、闘病中の方々にお見舞い申し上げます。

今回より、新約聖書の4福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の次にある
「使徒言行録」についての感想を書いていきます。キリストが復活し、
昇天後、初代教会の創立、使徒たちの福音宣教の様子や活躍が描いて
あります。拙いコメントですが、素人なりに書いていきます。


迫害に屈せず
「・・・わたしたちはこの事実の証人であり、
また、神が御自分に従う人々にお与えに
なった聖霊も、このことを証ししておられます。

これを聞いた者たちは激しく怒り、使徒たちを
殺そうと考えた。ところが、民衆全体から
尊敬されている律法の教師で、

ファリサイ派に属するガマリエルという人が、
議場に立って、使徒たちをしばらく外に
出すように命じ、それから、議員たちにこう言った。

『・・・人間から出たものであれば、自滅するだろうし、
神から出たものであれば、彼らを滅ぼすことはできない。

もしかしたら、諸君は神に逆らう者と
なるかもしれないのだ。』一同はこの意見に従い、

使徒たちを呼び入れて鞭で打ち、イエスの名に
よって話してはならないと命じたうえ、釈放した。
・・・メシア・イエスについて福音を告げ知らせた。」 
  (使徒 5章 32-42抜粋)

この記事の前に、使徒たちが牢に入れられたが、
天使によって牢から出され、神殿で話をしている様子と、

また捕らえられて最高法院で尋問される場面があり、
迫害に屈せずキリストの福音を伝える訳を話した。

議員たちは激しく怒り、殺そうとしたが、
この中でも、学者の一人ガマリエルが
使徒たちを擁護しようとした。

古いユダヤの教えに凝り固まっている人々は
中々新しい考えにはついて行かないのが、
今の世でも同じである。

「賛成、反対」を言うだけではなく、相手の言う事には
耳を貸さず、実力行使で相手を殺すまでいってしまう。

しかし、その中にはこのガマリエルのような人もいるのである。
人には様々な人がいるから、コロナ禍のような一国存亡の
危機の中にあっても一枚岩にはいかない。