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新型コロナが一日も早く収束しますように。
災害被災、闘病中の方々にお見舞い申し上げます。

今回より、新約聖書の4福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の次にある
「使徒言行録」についての感想を書いていきます。キリストが復活し、
昇天後、初代教会の創立、使徒たちの福音宣教の様子や活躍が描いて
あります。拙いコメントですが、素人なりに書いていきます。

分け合い
「すべての人に恐れが生じた。
使徒たちによって多くの不思議な業と
しるしが行われていたのである。

信者たちは皆一つになって、すべての物を共有し、
財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、
皆がそれを分け合った。

そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、
家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって
一緒に食事をし、神を賛美していたので、

民衆全体から好意を寄せられた。
こうして、主は救われる人々を日々仲間に
加え一つにされたのである。」
  (使徒 2章 43-47)

このような有様を原始教会の共産的社会風景と
呼ばれている。キリスト教会とは、
本来かくあったらいいのにと思うことがおおいが、

現実にはそうはいかない。以後の教会はローマ帝国の
猛烈な迫害があって、紀元392年にやっと認められて
国教化されたというから、長い間苦難の連続であった。

しかし、いかなる迫害にもかかわらず、また分裂、分派、
いわば数えきれないほどの教派があるが、
教会が滅びないのは不思議としか言いようがない。